オンラインカジノでも人気のカジノゲーム、ブラックジャックが当然プレイできるようになっています。
しかし、ブラックジャックになれていない人にとって、最初に戸惑うのがテーブルです。
半円状のテーブルに何やら文字がかかれており、手前にはサークルが描かれています。
そのため、その雰囲気、特にライブカジノをプレイしている時に、ブラックジャックの「21に限りなく近い数字が勝つというシンプルなルール」すら忘れてしまうことも少なくありません。
そんな混乱を避ける意味で、今回ブラックジャックのテーブルについて解説していきましょう。
ブラックジャックのテーブルに書かれた文字
ブラックジャックのテーブルの中央に、オンラインカジノのカジノ名やオンラインカジノのゲームを提供しているゲームプロバイダーの記述がみられます。
そして、その下にあるのが3つの文字列です。
この文字列は簡単に言うと、ルールがシンプルに書かれているだけです。
ブラックジャック(カードの合計が21)でディーラーに勝った場合の払い戻しのルール、ディーラーに課せられたルール、インシュランス(保険)の必要金額や保険が発生した場合の払い戻し金額の3つについて書かれています。
まず、ブラックジャックで勝った場合の払い戻しのルールは、「BLACKJACK PAYS 3 TO 2」と書かれていたりします。
この意味は、ブラックジャックで勝ったら3/2倍の支払いをしますよ、ということです。
例えば、通常は10ドルベットしてブラックジャック以外の数字で勝った場合はベットした金額の10ドルが戻ってきて、更に賞金10ドル(ベットした金額と同じ金額)が支払われます。
そしてこのルールの場合は、3/2倍の賞金の支払いを行うという意味になるため、通常10ドルの賞金が15ドルになります。
このようにブラックジャックで勝ったら、多めに出しますよという意味です。
めったにありませんが、「BLACKJACK PAYS 2 TO 2」、「BLACKJACK PAYS 4 TO 2」と書かれていたら、それぞれ2/2倍(つまりブラックジャックで勝っても賞金は同じ)、4/2倍(ブラックジャックで勝ったら通常の賞金の2倍)というルールになります。
2つ目の文字列は、ディーラーに課せられたルールです。
ディーラーは、人によってブラックジャックの強さが変わらないように、いくつかのルールが課せられています。
それはスタンド(勝負をすること)の条件、3枚目のカードを引く条件です。
2列目の文字列「Dealer must stand on 17 and must draw to 16」という文字が書かれていれば、最初に配られた2枚のカードの合計が17点でスタンドをしなければいけないこと、16点以下だったら3枚目を引くことという意味になります。
これによって、こちらが18、ディーラーが17だった場合、ディーラーは負けるのを分かっていて勝負しなければいけません。
また、こちらが20、ディーラーが16だった場合、ディーラーは21を超えるリスクがあるのに、必ず3枚目を引く必要があるのです。
ブラックジャックの3列目の文字列はインシュランス、保険の条件が書かれています。
インシュランスとは、もしディーラーがブラックジャックになりそうだと思ったら、追加で料金を支払うことで、もしブラックジャックになってもベットした金額が戻ってくるというオプションです。
「INSURANCE PAYS 2 TO 1」とあれば、ベットした金額の半分(1/2)、例えば2ドルであれば1ドル出して保険をかけることで、ディーラーがブラックジャックを出してもベットした金額が全額返金されます。
このようにテーブルによって、この3行の文字列が異なっていることもあるので、プレイする前に事前にチェックしておきましょう。
ブラックジャックのテーブルにある器具
ブラックジャックのテーブルには、二つの器具があります。
オンラインカジノでは、そこまで重要なものではありませんが、きちんと再現されているので、紹介していきましょう。
向かって右側(ディーラーの左手)のカードの束は、カードシューと言われるもので、およそ8組分のトランプがセットされています。
つまり、残りのカードを確認しようとすると、通常の8倍の手間がかかるようになっており、カードの出た枚数や絵柄で予想されるカードが何なのかを当てるのは困難になっています。
長期のゲームと、メモを取っていれば、カードの山がなくなってきて予想することもできますが、オンラインカジノでは無効なことも多いため、このカードシューの内容を見て攻略するケースはまれです。
向かって左側(ディーラーの右手)にあるのは、使用済カードです。
こちらは、ゲームが長期になるとどんどんたまっていきます。
また、ゲームによっては中央にチップのストックが置いてあることもあります。
補足として、こちら側にあるサークルも解説してきましょう。
基本的に、このサークルの中央にカードを置きます。
そのカードの内容を見てスタンドするか、ヒット(3枚目を引く)するか判断します。
チップはサークルの下端に置きますが、オンラインカジノだと自動で置いてくれることがほとんどです。
このように、そこまで深い意味はありません。
テーブルに面食らわないために
ブラックジャックは基本のルールを押さえていれば、オンラインカジノのライブカジノであっても臆することはありません。
しかし、実際にプレイするとどうしても二の足を踏むこともあります。
そういったことを回避するには、オンラインカジノの無料ゲームで練習するのがおすすめです。
一部のオンラインカジノでは、ブラックジャックなどのゲームを入金なしで無料体験できるように開放しています。
そういったものを利用してベットする練習をすれば、本番でも動揺することはないでしょう。